新元号を積極的に使おう!元号訂正スタンプをWEB上で実現した「新元号デジタルスタンプ」リリース開始
桜の開花も発表され、卒業・入学・新学期シーズンに突入しましたね!
そして、いよいよ4月1日に新元号が発表になりますね。
新しい時代の訪れに胸を踊らせますが、ひょんなことから思い浮かんだ企画が本日リリース開始します!
手書きの紙書類に元号変更スタンプをパソコンで押せるWEBサービス
https://www.de-net.com/gengo-stamp/about.html
昭和から平成への改元時、まだほとんどの書類が紙だった時代に大活躍した改元スタンプ。(または元号変更スタンプ)
時代を感じるなぁ…と思いながら、ふと思いついたのが
「これそのままデジタルでできないか?」
そこで急遽、開発チームと相談。
最低限の機能でできるところまでやることが決定!
サービスのベースとなったのが、弊社ソフトウェア「かんたん印刷位置合わせ2」。
紙の書類や申請書などのPDFを下絵として読込、その上にパソコンで文字を入力。
入力した文字を紙の書類にそのまま印刷できるというソフトです。
まずは、下絵となる紙の書類をスキャナで取り込みます。
形式はPDF形式のみ対応となります。
(もし時間があればJPEGなどの画像ファイルにも対応したいです…)
スキャンした下絵となるPDFファイルを「新元号デジタルスタンプ」にドラッグして取り込みます。
取り込まれたらゴシックと明朝から選べるデジタルスタンプを選びます。
あとは「平成」がある箇所にクリックをすると新元号スタンプがスタンプされます。
スタンプが押せたら、そのままPDF形式で保存することや、紙の書類をプリンターにセットし元号スタンプのみ印刷することができるささっと印刷機能を搭載。
一枚一枚スタンプで修正するのが面倒な場合に大変便利です。
しかし、プリンターによっては印字する位置がずれたりしてしまいますので、印刷前に必ず試し印刷をしてください。
詳しい操作の流れは動画で説明していますのでチェックしてください。
元号は日本の素敵な文化だと思います。
デジタル社会でシステムメンテナンスのコストがかかるということで西暦表示に切り替える昨今ですが、積極的に元号を使っていきたいですね。
【デネット初の試み】パソコンの用意も不要!他拠点対応した打刻専用端末【IоT機器の開発に着手】
デネットは、低コストで教員の勤務時間を把握できるソフトウェアを開発し、全国で導入していただいております。
全国の教育現場を視察する際にいろいろなご要望をいただくことがあります。
その中で、県立高校や大規模校では「職員室で出勤し、執務室で退勤する」先生たちが多くいらっしゃいます。
スタンドアロン型の運用では、複数拠点の集計に手間がかかります。
また、複数拠点にパソコンを用意して対応することはコストがかかってしまいます。
そのようなお声をいただく中で、複数拠点に設置し一元管理できるネットワーク版専用の打刻専用機「タイムカードPocket(仮)」の開発に着手しました。
写真は試作品の3.5インチと7インチの専用機です。
(コードやPaSoRiがごちゃごちゃしていますが…)
低コスト+省スペースで運用でき、有線LANでネットワークに接続し、市販のPaSoRiをつなげてICカードで打刻します。
打刻したデータはネットワーク上のデータベースに集約されます。
「タイムカードPocket(仮)」は3.5インチで大きさは名刺サイズ、タッチパネルとなっているので打刻の切り替えも直感的です。
台置きと壁掛けに対応できるようケースを制作中です。
※仕様は開発段階のものです。変更になる場合もあります。
パソコンで勤怠管理School ネットワーク版 であれば、学校現場での運用の問題や管理者の手間を省くことができます。
ネットワーク版の詳細も順次公開しますので、ご興味のある方は timecard@de-net.com までご連絡ください。
大澤
教員の年間変形労働制は実現可能か?
近年、一般企業では働き方改革が進み、2019年4月に労働基準法が70年ぶりに改正されます。
残業時間の上限規制や年次有給休暇の取得が義務化され、労働者の環境が改善されようとしています。
しかし、一方でまだまだ過酷な労働環境で働いている職種も数多くあります!
その中のひとつである「教職員」の勤務時間が社会問題となっています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/09/1409224.htm
そして、平成31年1月25日中央教育審議会より
新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)(第213号)がとりまとめられました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985.htm
そこで今、中教審と現場で働く教員の間で意見が割れている「一年単位の変形労働時間制の導入について」が盛り込まれました。
中教審としては、忙しい時期と長期休暇などの閑散期でメリハリをつけ勤務時間の改善をしたい一方、現場の教員としては一日の勤務時間が長くなることで日常生活への不安や、長期休暇の間も勤務している実情から反対の声が強く出ています。
しかし、私立や一部の学校ではすでに変形労働制で運用しているところもあり、公立学校へ導入され本当に勤務時間が改善されるかが焦点となっています。
しかしながら、これから勤務時間を把握しようと検討されている自治体様としましては将来的に「一年単位の変形労働時間制」の対応を念頭にシステムを検討しなければなりません。
賛否両論ある中でも、デネットとしましては対応を考えていかなければなりません。
そこですでに運用されている様子を調査し「一年単位の変形労働時間制」で集計できるカレンダー集計設定の機能開発に着手しました。
(画像は開発段階のものです)
月ごとや年間で日毎の勤務時間を設定でき、設定した内容で自動集計することができます。
複数のカレンダーを作成できるので、職種ごとにカレンダーが異なる場合でも対応可能となります。
「一年単位の変形労働時間制」は市町の公立小中学校の教員では導入が難しいかもしれませんが、管理者の負担をなるべく軽くできるように開発していきます。
この記事や機能についてのお問い合わせは timecard@de-net.com までご連絡ください。
大澤
デネットLABOがスタート
デネットの大澤です。
製品企画からデザイン、広報まで担当しているデネットの何でも屋です。
デネットは、ビジネスから日々の生活を便利にするソフトウェアを提供しています。
主には見積書を作成する「見積・納品・請求シリーズ」や現金の流れを管理する「現金出納帳シリーズ」、デジカメ写真を管理してアルバムを作成する「写真管理シリーズ」など幅広いソフトウェアを企画・販売しています。
社内では、お客様からのご要望や更なる機能改善に向けて日々作業しています。
さらに、教員の働き方改革やIoT・AIといった新しい時代が幕を開け、デネットは新しい時代にどのようなサービスを提供できるかを模索しています。
そこで、このブログ「デネットLABO」ではデネットが今何を考え、何を提供できるのかを、できるかぎりお伝えします。
「デネットLABO」は、社内の様々な部署のスタッフが投稿することもありますので、時には関係のない記事も投稿すると思いますが、「デネットにはこんな人が働いているんだなぁ」と優しく見守っていただければ幸いです。
それでは、よろしくお願いしまーす!